ある30歳の主婦は、人より少し寒がりなことが悩み。冬は夫と暖房の設定温度で言い争い
夏は職場のクーラーで体が冷えるのを我慢して
いました。
ある日、彼女は、残業続きの帰り道で、お腹が
ひどく冷えているのを感じます。厚着をして外出
することにしますが、汗をかくのに体はどんどん
冷えていくばかり。さらに気になる異変も現れて…
というケース。
病名は、裏寒(りかん)による冷え(内蔵型冷え症)
でした。
日本の女性に多くみられる一般的な冷え症は、手と足
の先が特に冷える「四肢末端型冷え症」です。人間の
身体は、気温が低くなると熱を外へ逃がさないよう
手足の血管が収縮し、温かい血液を体の中心に集めよう
とします。
これは、生命維持に大切な内臓を守るためです。この反応
が過剰に起きてしまうと手足が特に冷えてしまうことに
なります。
「内臓型冷え症」というのは、身体の中心部である内臓が
冷えてしまう冷え症のことです。内臓が冷えるタイプは
気温が低くなっても手足の血管が収縮しないため、温かい
血液が内臓に集まることもありません。外気によって手足
から熱が奪われ、体の中心がどんどん冷えてしまうのです。
内臓を冷やしてしまうと機能が落ち、免疫力低下に陥ります。
風邪を引きやすくなったり、膀胱炎や月経困難症といった
病気になりやすくなります。
内臓型冷え症は、手足は血流がよく温かいため、症状に
気付きにくいという困った点があります。さらに、重ね着で
汗をかきやすくなり、汗が冷えることで体の中心をもっと
冷やしてしまうのです。
この症例では、夏に必要以上にクーラーを浴び続けたこと
仕事による疲労が重なって体のバランスが崩れたことが
原因として挙げられています。
お腹が冷えると下痢や便秘になることが多い人は、内臓型
冷え症かもしれません。自分の冷えのタイプを知って、それ
にあわせた対策を取るようにしましょう。
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